ニッケイ新聞 2012年1月28日付け
ミナスジェライス州ベロオリゾンテ市で同州初となる『日本祭り(Festival do Japao Minas Gerais 2012)』が2月3〜5日、同市の「EXPOMINAS」(Av. Amazonas, 6030, Gameleira)で開催される。ミナス日伯文化協会、在ベロオリゾンテ名誉総領事館の主催。
同市では約10年前から名誉総領事館の主催で「日本週間」が実施されてきたが、文協が日本祭りの開催を提案。プロジェクトが文化省のルアネー法(Lei Rouanet文化投資免税法)で承認され、州内の進出企業、日伯セルロース(CENIBRA)やCBMM(日商岩井との合弁会社)などが出資する。
運営はイベント会社の「Ampliar」。同州工業連盟(FIEMG)、県連、ベロオリゾンテ市役所、観光局、ミナス州政府のほか、新日本製鐵、ブラジル大同化学など多数の企業が後援する。
来場者数は2万5千人を見込む。実行委員でウジミナス社のユカリ・ハマダ氏は「日本文化をミナスの人々、ブラジル国民に知ってもらうことが目的」と話しており、17日にサンパウロ市であった商工会議所新年会でも参加を呼びかけている。
3日は午後2時からの開会式の後、パビリオンでウジミナス社と日本祭り実行委員会による「ミナス・日本経済フォーラム2012」が開かれる。「ブラジル並びにミナス州への投資チャンス」「ミナス・日本の連携の成功例」などのテーマでパネルが展示される予定だ。
4日は午前10時〜午後9時、5日は午前10時〜午後4時まで、踊りや太鼓、音楽、武道の実演や切り紙、風呂敷、押し花など各種ワークショップのほか、アニメやコスプレ、生け花の展示など、日本文化を紹介する様々なプログラムが用意されている。
入場料は10レアル(12歳以下、学生、高齢者は半額)で、詳細はHP(www.festivaldojapao.com.br)まで。