ニッケイ新聞 2012年2月3日付け
1962年3月21日着伯「さんとす丸」の同船者会が3月25日午前10時から、山形県人会(Av. Liberdade, 486, sala 24, Liberdade)で開かれる。参加費40レアル。申込み締切り3月10日。
発起人の鳴海吉雄(84、北海道)、和田繁治さん(63、熊本)が案内のため来社した。
「暮らしを立てるのに忙しく、長年なかなか機会が持てなかった」と語る鳴海さんは、三井鉱山で測量技師として働き、34歳で移住。サンパウロ州オウリーニョス市に入植し28年間農業に携わった。現在は北海道協会の評議員を務める。
和田さんは13歳で来伯、パラナ州ジャクチンガのコーヒー農場で7年働いた。出聖後、洗濯屋を創業しに至る。
会ではブッフェによる昼食、カラオケやかくし芸など余興も準備される。
2人は「当時の写真や思い出の品をご持参ください。航海や移住後の思い出を語り合いましょう。ご家族も誘ってどうぞ」と呼びかけている。
申込みは和田さん(11・5051・0663)、古谷さん(11・3208・8781)まで。