ニッケイ新聞 2012年2月11日付け
カーニバルが近づき、リオ市では9日から12日に、ブロッコと呼ばれるサンバグループ112が繰り出すと9日付G1サイトが報じている。
警察官や消防士は9日夜からストに入ったが、踊りのないカーニバルなぞ考えられない市民にとり、ブロッコが醸し出す熱気は庶民参加のカーニバルそのものだ。
10日にはコルドン・ダ・ボーラ・プレッタなどが繰り出しており、11日は市南部のラランジェイラで午後3時からアンシエダデ、イパネマでは同2時からクアゼ・アモール、5時からはヴェン・ニ・ミン・ケ・ソウ・ファシニャなど、地区毎に時間や場所を変え、計53ブロッコが繰り出す。
12日は子供のブロッコも登場。未明から夜まで街は踊りと音楽の坩堝となる予定だ。
今年のカーニバルへの参加が許可されたブロッコは425。最多は南部の145で、セントロ76、北部63、バーラ・デ・チジュッカ44、西部32、イーリャ・デ・ゴヴェルナドール22、グランデ・チジュッカ43となっている。