ニッケイ新聞 2012年4月18日付け
半世紀の時を語り合おう——。ボイスベン号で1962年5月に着伯した同船者による初の『同航会』が5月20日午後6時、レストラン「SUSHI・ISAO」(Rua da Gloria, 111, Liberdade)で開催される。参加費30レアル。
3月17日に神戸を出航、同月19日に那覇寄港、5月9日にサントス着。呼び寄せ移民10家族30人、11次沖縄産業開発青年隊15人、15次ボリビア移民29家族193人の計39家族238人が乗船した。
当日は航海中の写真スライドを見ながら会食、親睦と絆を深める。
幹事を務める知念直義さんは当時20歳、仲村孝さんは11歳。現在連絡が取れている20家族の間で「50年ぶりに再会したい」との想いが実現する形だ。
「遠方の方にもぜひ参加してもらい、苦労話や思い出話を語り合いたい。写真や思い出の品も持参して」と参加を呼びかけている。
申し込みは、具志勲さん(11・9939・7738)、知念さん(同・2722・1045/7571・9926)まで。