ニッケイ新聞 2012年5月5日付け
群馬県大泉町のブラジル街を訪ねる「日帰りブラジル文化体験ツアー」が今月4、5日に開かれた。毎日新聞が報じた。午前中は太田市内でミニポ語講座、ボサノバ鑑賞の後、昼食はシュラスコ。大泉に移動してブラジルの食料品などを扱うスーパーや雑貨、衣料品店めぐりをし、参加費は交通費別で大人3千円、各日15人。企画事務所によると、大泉には90店舗近いブラジル関連の店があるという。デカセギの3分の1が帰国した後ではあるが、大泉でこういった企画があるのには驚き。
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『第45回日本民謡ブラジル大会』で初優勝を果たした太田信子さん。小さい頃から歌が好きで、歌好きの父と一緒に日本の歌を合唱していた。「父が借りてきた蓄音機で安来節を聞いた時、見たこともない三味線の音が頭にこびりついて離れなかった」。民謡に惹かれたきっかけだ。仕事に子育てと忙しかったが、「歌が好き」との思いで民謡を続けて20数年、地道な努力が花開いた。
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陶芸作家の仁井樹美さんによる『母の日陶芸品バザー』が今日5日から12日(6日は除く)まで、ショールーム(Rua Girassol, 314)とアトリエ(Rua Afonso Vaz, 583)の2カ所で開かれる。ショールームは午前11時〜午後7時、アトリエは午前11時〜午後6時。母の日のプレゼントに、お洒落な陶芸品はいかが? 問い合わせは仁井さん(11・3726・4839)まで。