ニッケイ新聞 2012年5月29日付け
西森弘志ルイス下議(PSDB)が団長を務める「第39回パラナ日伯友好経済使節団」(パラナ日伯商工会議所実施)が23日、日本へ出発した。今回は17人の企業家が参加し、東京、大阪、名古屋、豊橋、神戸、加古川など各都市を訪問して各地の企業家と交流を図り、来月7日に帰国する。
今回は皇太子殿下とのご接見が予定されているほか、パラナ州と姉妹州県提携を結ぶ兵庫県の井戸敏三知事、愛知県知事、加古川、豊橋両市長を表敬訪問し、豊橋では特別に企業家との交流会も開かれる。
西森下議は、大阪、名古屋で「ブラジルの最新経済情報と投資のチャンス」というテーマで基調講演する予定で、日伯議員連盟との会合も開いて麻生太郎元首相、河村建夫衆議、藤村修内閣官房長官と懇談する。
東京では「日本・ブラジル・モザンビーク三角関係によるアフリカ熱帯農業開発プログラム」に関して4月に実施したモザンビークの視察報告会を行い、駐日ブラジル大使、駐日モザンビーク大使、JICA役員らに加え約90社が参加予定。
西森下議は「サバンナ事業は21世紀の最も進んだ開発事業の一つになる。本格的な始動に向け、関心を高める日本企業に事業参加への意義を訴えたい」と期待を示している。