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カポエイラの魅力知って=大師範のフェスタ、2日に

ニッケイ新聞 2012年5月31日付け

 サンパウロ在住のカポエイラ界の先駆者で大家、「メストレ・ブラジリア」ことアントニオ・カルドーゾ・アンドラーデさんの古希祝いと著書の出版記念を兼ねたフェスタが来月2日午後3時から、サンパウロ市ピニェイロス区のAssociacao Cidade Escola Aprendiz(Rua Padre Joao Goncalves, 100)で開かれる。入場無料。
 現在日本でも人気を博すカポエイラ。メストレ・ブラジリアは1970年代にカポエイラを日本に紹介して以来、10回近く訪日。カポエイラとサンバの興行で長期滞在した経験もある。今年は7月2日から2週間訪日し、名古屋を中心に指導を行う予定だ。
 バイーア州出身。19歳でカポエイラを始め、指導と普及歴は半世紀近くという大師範。自身の道場をもつほか、日本人の駐在員や子弟が多く学ぶ三和学院でも指導に当たる。サンパウロ州カポエイラ連盟、ブラジル・カポエイラ連盟でも要職を歴任し、近著に『Vivencias e Fundamentos de um mestre de capoeira』がある。
 当日はカポエイラのほかサンバ、マクレレ(格闘技のようなダンス)のショーもある。生徒の上岡弥生さんは「ブラジル文化に直接触れられる良い機会」と来場を呼びかけている。
 問い合わせは上岡さん(電話=11・8308・7866)まで。