ニッケイ新聞 2012年6月7日付け
福島県人会(小島友四郎会長)による『第3回喜多方ラーメン祭り』が3日に同会館であり、3百食を完売した。
用意された食べ物のメニューは「喜多方ラーメン」のみ。壁には喜多方市から提供されたポスターや旗が飾られ、天井からは提灯が下がるこだわりぶり。約200人収容の会館は午前10時の開場とともに半分以上が埋まった。調理や配膳は同県人会の青年部25人が汗を流した。
「昨年は、ぬるいラーメンが出てきて呆れた」という小島百合子さん(53、二世)は「スープも麺も良くなっている。もちろん温かいしね」と冗談を交えながら質の向上を評価。正午からはビンゴ大会も開かれ、盛況だった。
来場者ら一人一人に感想を聞いていた曽我部威事務局長は「多くの人に美味しくなったと言って貰えた。7月の日本祭りにも出品するので、さらなる品質の改善に取り組みたい」とやる気満々の様子を見せた。