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東西南北

ニッケイ新聞 2012年6月26日付け

 25日の大サンパウロ市圏は早朝から濃霧に覆われ、その影響が空の便を直撃した。コンゴーニャス空港は午前中に4時間閉鎖され、25日に出発を予定していた137便のうち32便が欠航、87便に遅れが生じ、クンビッカ空港では国内線では139便のうち8便が欠航し27便に遅れ、国際線では50便のうち3便が欠航し、6便に遅れが生じた。この煽りを受けた方々はお気の毒さま。
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 交通問題が懸念される中、サンパウロ市南部のショッピングJKイグアテミが22日になんとかオープンにこぎつけ、最初の週末を大盛況のうちに終えた。同ショッピングの目玉であるシャネルやカロリナ・ヘレラなどの高級ファッション・ブランド店の開店はまだだったが、映画館は満席で、食事施設には長蛇の列ができたという。気になる渋滞は、17時頃に駐車場入場に15分かかったとのこと。
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 サンパウロ市市長選で渦中のパウロ・マルフ氏は25日、ルイザ・エルンジーナ氏が副市長候補を降りたことに、「ルーラが彼女の記者会見に行かず私の家を訪れたのに嫉妬したんだろ」と答えた。興奮気味のマルフ氏は「大統領ならFHCやイタマルだって私の家に来た」と言い、さらに勢い余ってアイルトン・セナやペレ、米国歴代大統領と一緒に写った写真を報道陣に見せびらかしたとか。