ニッケイ新聞 2012年7月24日付け
年に1度の日系美を競う『ミス・ニッケイ・ブラジル2012』が14日、フェスティバル・ド・ジャポン会場内の屋外ステージで開かれた。
サンパウロ州からはもちろん、パラー、マット・グロッソ、サンタカタリーナなどブラジル各地から22人が参加。審査員は前田ネルソン日本祭り実行委員長、昨年のミスに輝いたカミーラ・ライッサさんらが務めた。
日系タレントの山井ケンジさんの司会で会場の熱狂が高まる中、軽快な音楽とともセクシーな丈の短いハッピを身に纏ったミス候補がステージに上り、22人のウォーキングパフォーマンスに、観客席後方まで埋め尽くされた会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。
一人一人が大声援を受けながら登場し、水着姿を披露した。続いて、個性に合わせた色とりどりのドレス姿で観衆を魅了した。
厳正なる審査によって22人の頂点に輝いたのは、パラナ州ロンドリーナ出身の20歳、アドリエリ・アロイジ・イワイさん。万雷の拍手のなか、ヤマハ製のバイクや装飾品など、豪華な副賞が贈られた。順位は次の通り(敬称略)。
【ミス・ニッケイ・ブラジル】=アドリエリ・アロイジ・イワイ(パラナ州)【プリンセーザ1位】=マリアナ・メリン・ハシモト(サンパウロ州)【2位】=ジェシカ・ヒサトミ・デ・オリベイラ(サンパウロ州)【3位】=カーラ・シマダ・デ・オリベイラ(パラナ州)【4位】=ハルエ・ダニエレ・チウジ(南麻州)。