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ニッケイ新聞 2012年8月14日付け

 山口県人会創立85周年式典の来賓の中には、在聖日本国総領事館の成田強領事部長の姿も。しかし壇上に招かれているのにも関わらず、緊張の面持ちで足元に力が入る会長の横で心地良さそうに目を閉じ、早い段階から、そして最後までウツラウツラ…。日系団体代表や母県慶祝団の居並ぶなか、大舟を漕いでおられた。領事館での日夜を問わない激務のなかでの式典出席、大変ご苦労さまでした。
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 セッテ・バーラスのグァピルヴー地区自治会館で開かれた集会には、20〜30代の若者を中心とした十数人の住民が集まり、その中にはデカセギ帰りの20〜30代の若者も。妻が日系人だというジョアン・デ・ソウザさん(33)は2000年から3年浜松市で働き、帰国後に貯めた資金で家と農地を購入した。「もう一度行くつもりはない。ここでやっていくよ」と笑顔で話していた。VERSTAの小野瀬由一さんも、「ここは人材が豊富。日系の人と連携してプロジェクトを進めて行ければ」と感心していた様子。
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 11日、サンパウロ市アニェンビーで『ミス・サンパウロ2012』が開催された。知人に誘われ見に行くと、予選を通過した30人の中に一人だけ日系人が。日本祭りのミスコンにも参加していた、ラリッサ・ミズハラさんだ。ピラシカーバ代表として参加し、2度の絞り込みで10人の中に滑り込んだ。残念ながら入賞には至らなかったが、一味違った東洋の美に魅せられた人もいたようだ。