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「ビザ発給の簡素化を」=在東京ブラジル総領事に=マルコABC長官が就任
ニッケイ新聞 2012年8月17日付け
在東京ブラジル総領事館総領事に就任することが決まった外務省国際協力機関(ABC)のマルコ・ファラニ長官(57)が10日、西森ルイス・パラナ州議、平崎靖之・サンスイ社長補佐と共に挨拶のため来社した。
1982年、リオ・ブランコ学校を卒業し、外交官としての道を歩む。連邦政府大統領、副大統領に仕えたほか、ニューヨーク国連本部や在北京ブラジル大使館など海外でも活躍。91年から3年間は在東京ブラジル大使館で書記官を務めた。2008年から現職。
マルコ長官は「観光、商用、学生ビザ発行の日数を短縮し、手続きを出来るだけ簡素化したい」と意気込みを語った。
西森議員らは「親日家で、JICAと一緒にプロサバンナ計画を行なうABCの長官経験者が総領事になるのは、我々にとってもありがたいこと」と就任を喜んだ。