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ニッケイ新聞 2012年9月22日付け

 ブラジル人の多い群馬県太田市で、『ブラジルフェスティバルぐんま2012』が23日まで開催中。毎日新聞が報じた。相互理解と交流を目的に民間グループが計画し、今回3回目。日本人移民の歴史や暮らし、ブラジル料理や音楽、同県出身者による植樹活動などが紹介されている。こうした取り組みで当地への関心が高まり、観光客増加にも繋がれば。
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 先日、和牛しゃぶしゃぶ食べ放題というレストランに行った。出てきたのは見事な霜降り肉で見るからに食欲をそそる。しかし驚いたのは、その量。おそよ500グラムが載っている大皿が二つ。追加で小皿を注文するシステムなら、いい腹具合で止めることができるのだが、「霜降りの肉を残すなんて…」と最後は牛丼にして、3人で必死に1キロを食べ切った。悪い意味で「ブラジルは一品の量が多い」との印象を持つ日本人が多いが、これは感動すること必至。