ニッケイ新聞 2012年9月25日付け
汎サントアマーロ連合文化協会(北林恒男会長)は「第3回ジャパンスル(聖南日本祭り)」を29、30日に「協和」をテーマに開催する。
サンパウロ市南部における日本祭りを略して同祭典名になった。第1回は百周年の時にF1レース場で行われ、地元での要望の高まりを受けて昨年に第2回を開催していた。
「グアラピランガ湖畔で素晴らしく眺めがいいところ。日本祭りをやるには絶好の場所。ぜひ来て下さい」と北林会長は薦める。田代正美元会長も「サンパウロ市南部の食べ物は美味しいと評判ですが、その通りです。各支部の文協が腕によりをかけて作ります」と来場を呼びかけた。
当日は焼きそば、餅、寿司、刺身、餃子、そうめん、お好み焼きなど各種日本食が楽しめる。舞台ではレプレーザ連の阿波踊りはもちろん、和太鼓、同地ドイツ子孫による舞踊、合気道や空手の演舞も予定されている。
相談役の村上知聰(ちさと)さんも「移民を受け入れてくれたブラジルに感謝するために百年祭で始めた。今は二世、三世に文化継承してもらえるようみんなで頑張っている」と語った。
場所はクルベ・ダ・エレトロパウロ(Av. Atlantica , 3000, Rua Peixe Vivo, 155, Santo Amaro)。入場料は5レアル(8歳以下、60歳以上は無料)