ニッケイ新聞 2012年10月4日付け
メンサロン事件の公判が続いているが、4日付フォーリャ紙によると、ブラジリアのレストランでは同事件絡みのサービスやメニューも登場し話題を呼んでいる。ピザ・チェーン「カルペ・ディエム」は同裁判が終わるまでピザの割引販売を行い大好評。そして、その名もなんと「スプレーモ・コルチ」という名のレストランは「無実のハムサンド」というサンドイッチなどを売り出している。外見は普通のハムサンドだが、きっと深い意味があるのだろう。
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サンパウロFCが、サンパウロ市からモルンビー・スタジアム改修工事の正式認可を得た。サンパウロFCは、コンサートも頻繁に行なわれる事情を鑑みて、アリーナ用に2万5千席を増設し、観客席全体を屋根で覆いたいとしている。費用は3億レアルで建設は1年半の予定。なるべく早期に取り掛かりたいとしている。コリンチャンスもパルメイラスも新スタジアムを建設するだけに、今が改築の良いチャンスかも。
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9月27日から11日まで、リオ国際映画祭が開かれている。同映画祭はカンヌやヴェネツィア、トロントといった国際映画祭で評判になった映画をブラジルで最も先に公開することで注目度が高いが、今年はブラジル人の世界的俳優ロドリゴ・サントロの最新作が3本先行公開されることも話題だ。19日にはサンパウロ国際映画祭がはじまる。