ニッケイ新聞 2012年10月9日付け
審判技術の指導員として計5回来伯し、ブラジル野球界の発展に貢献した鈴木康夫さん(千葉県千葉市在住)が日本時間9月27日、心筋梗塞のため亡くなった。享年80。
鈴木さんは1974年に、社会人野球チームの帯同審判員として初来伯。日本の高校野球や東京六大学野球の審判員として活躍し、引退後の1984年にサンパウロ州各地を回って約2カ月にわたって審判技術の指導を行った。
移民百周年の08年にもブラジル野球連盟の招待によって高校野球選抜チームとともに来伯し、交流を行っている。葬儀は千葉市内で今月1日に行われた。