ニッケイ新聞 2012年10月23日付け
大分県人会式典の祝賀パーティーでは、サンバショーに来賓をはじめ会場は大盛り上がり。いかにもブラジルという雰囲気でお祭りらしくなっていたが、プログラムではその後、同県の湿原盆地をうたった有名な「坊がつる賛歌」を歌い、万歳三唱で終わる手はずだった。ところが、サンバショーで会場は盛り上がりすぎてまとまりがつかなくなり、式次第を立て直す間もなく終了。故郷の歌をみんなで合唱したかった——と締めの欠けた終わり方に残念な思いの人がいたかも。
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日本語の上手い日系人には、「マンガで日本語を覚えた」と言う人が結構いる。日本語教師の安楽久美さんも、「生徒に作文ぎらいを克服させるため、絵日記をさせている」と言う。絵にふきだしを入れてマンガ風にすると、作文に会話文を取り入れやすく、書くことへの抵抗も減ったとか。「たかがマンガっていうけど、漢字に馴染めたのはマンガのおかげ」と説得力ある一言。