愛知県人会(沢田功会長)が『第22回愛知県人会コンサート』を、2日午後3時から同県人会館(Rua Santa Luzia, 74, Liberdade)で開く。サンパウロ・フィルハーモニー協会共催。入場無料。福祉団体寄付のため洗剤類や衛生製品の持参を呼びかけている。
同県人会の沢田会長、羽田宗義名誉会長、豊田瑠美副会長、同協会の山川純子さん、ヤマハからラリッサ・マサド、クリスタル・アンジェリカ・ベロッソさんが案内のため来社した。
第1部は山川さんら協会所属のプロピアニスト5組が連弾を披露。第2部は視覚障害者楽団がフルート演奏を行う。同楽団はヤマハの「ニューヤマハのひらめきプロジェクト」の支援を受けてサントスで活動している。
同プロジェクト担当者のベロッソさんは「彼らにプロの様な技術は無いが、音楽が人生に大きな喜びをもたらすことを伝えてくれる」と話す。実際に鑑賞した豊田副会長は「非常に心に訴えるものがあり、感動した」と、コンサート出演を依頼した経緯を語った。
羽田名誉会長らは「ヤマハやロータリークラブの協力があって実現した画期的な演奏会。多くの人に体験してもらいたい」と来場を呼びかけた。
問い合わせは同県人会(11・3241・2682)まで。