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首都の陸軍でも桜植樹=ワンワン会会員も出席

ニッケイ新聞 2012年11月2日付け

 ブラジリアのブラジル陸軍貯蓄貸付組合(POUPEX)は11日、創設31年を祝う桜の植樹式が同組合敷地内で行い、軍関係者のほか、戌年生まれの人で構成される「ワンワン会」(平崎靖之会長)のメンバー、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)の池崎博文会長ら10人がサンパウロ市から参加した。
 発起人となったのは、POUPEXの事務局長で陸軍中将の小松パウロ氏。アメリカのワシントンに勤務していた際に見た桜に感銘を受け、「いつか桜の植樹を」との願いを持ち続けていたという。
 空軍の柴田アゴスチーニョ少将やエンゾ・マルチンス・ペリー陸軍大将など約150人が訪れ、54本の桜の木が植えられた。
 報告のため来社した平崎会長は「参加できたことは非常に光栄。陸軍でも日本文化が尊重されていることを感じた」と感想を語っている。