ニッケイ新聞 2012年12月1日付け
福嶌教輝総領事は壮行会の挨拶で、コリンチャンスのチテ監督の〃迷言〃として知られる「Fala Muito!」をジョークとして組み込み、「これ以上話していたら、監督に〃喋りすぎ!〃と怒られてしまいますね」と話したが、本人不在でインパクトが欠けることに…。まさかの場面で発揮された鋭い〃ドリブル〃だが、日本では試合だけで発揮されることを祈るのみか。
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『ぶらじる日系随筆選集』第一巻の「刊行の言葉」によれば、昨今はコロニアの文学活動に日系人、非日系のブラジル人が参加しつつある。一世や準二世の人口の減少で衰退は避けられない世界にみえるものの、ポ語を母国語とする人々を巻き込んでいくことで、新たな道が開かれつつあるのかも。中田みちよさんによれば武本文学賞には来年から日本文学の翻訳部門が設置されるといい、これで大学の日本語学科の学生らにまで対象が広がりそうだ。また松井太郎さん作の『うつろ舟』のポ語翻訳版も進行中だとか。