ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

ニッケイ新聞 2012年12月18日付け

 今回のクラブW杯でのコリンチャンスの優勝は日本でも好意的な意見が目立っている。日本は同杯の常連開催地だが、関係サイトの声を拾うと、試合内容は「過去数年で最高の決勝戦だった」と絶賛され、「地球の裏まで応援に来るなんて温かい」とコリンチアーノにまで好意的だ。試合前は「メッシやネイマールがいた前年大会より地味だ」とか「コリンチアーノの暴走が怖い」と言われていたのとは対照的な結果となったが、本当に物事はフタを開けないとわからないもの。
     ◎
 14日に生徒、教員ら26人が殺害された米国コネチカット州サンディ・フック小学校にブラジル系米国人の9歳の少女も通っていたことが明らかとなった。リオ出身の機械工アルナルド・ポルトさんの次女ガブリエラちゃんは事件発生当初、音楽教室で授業中だったが、銃声を聞いた直後、教師が設置してあった楽器の背後に子供たちを隠して難を逃れたという。
     ◎
 全国140の郵便局で「パパイ・ノエル・キャンペーン」の手紙を受付けている。これは、郵便局の発行する専用カードに名前と希望するプレゼントを書くと夢がかなうという仕組みで、郵便局では19日まで「プレゼントが欲しい人」と「プレゼントを買い、届けるサンタ役」の両方を求めている。詳しくはwww.correios.com.br/papainoelcorreios2012まで。