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ロンドリーナ=聖・パ・南マ州とパ国=お話大会で日語校交流

ニッケイ新聞 2011年1月13日付け

 サンパウロ、パラナ、南マット・グロッソ3州とパラグアイの交流日本語お話大会が去る10月9、10両日、ロンドリーナ市のパラナ日本語教育センターで開催された。パラナ日伯文化連合会(リーガ・アリアンサ)が主催、クリチーバ総領事館、ブラジル日本語センターとロンドリーナ・モデル校が後援した。
 パラグアイからはアマンバイ、エステ、日本パラグアイ学院、ラ・コルメナ、ピラポ、ラパス、南マ州はドウラードス、共栄、バルゼア・アレグレ、サンパウロ州はツッパンとバストス、パラナはマリンガ、アサイ、ロンドリーナから日本語学校生徒が参加した。
 初日のお話大会は各校から62人の生徒が出場。10〜11歳、12〜13歳、14〜15歳の各部門に分かれ、それぞれのテーマで発表した。
 テーマは家族や友達、日本語学校など身近なことから、日本の思い出、自身のことや社会や環境問題まで幅広い内容。審査の結果、10〜11歳の部は8位、12〜13歳は10位、14〜15歳は12位までの入賞者が表彰を受けた。
 最優秀賞に選ばれたのは、「兄弟げんか」をテーマに話したパラグアイ・ピラポ日語校の菊池葵さん(11〜12歳の部)。菊池さんには、西森ルイス州議寄贈のトロフィーが贈られた。
 初日はこのほか、市内見物やパラナ史料館訪問なども行い、親睦を深めた。
 2日目は朝から歌や自己紹介ゲーム、地域自慢・学校紹介、ブラジル・日本物知りゲーム、日本語ゲームなどで交流し、各生徒の感想文発表や保護者・教師の懇談会も行われた。