ニッケイ新聞 2011年1月19日付け
ペルーとの国境に近い国内最大の先住民保護区ヴァーレ・ド・ジャヴァリでは12日に1人の割で先住民が死亡と16日付伯字紙が報じた。
非政府団体のセントロ・デ・トラバーリョ・インジジェニスタの集計によるもので、過去11年間の先住民の死者は325人にも上り、先住民人口は118%減少。カナマミ族は16%減少など部族毎の差はあるが、死者の64%は10歳以下の子供。小型機の発着所が少なく、医療関係者が保護区に入り難いため、肝炎や肺炎、外部の人間との接触による感染が悪化した例の他、自殺率も高いという。