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東西南北

ニッケイ新聞 2011年2月4日付け

 リベルタドーレス杯出場権をかけたプレ・リベルタドーレスでコリンチアンスが負け、チッチ監督やロナウドへの圧力が強まっている。コロンビアで行われた2日の対トリマ戦は0対2で良いところなし。〃選抜落ち〃を意味する「エリミナード」の代わりに「トリミナード」なる言葉も飛び出し、チーム本部の外壁には「ロナウド辞めろ」「監督交代」など怒りの落書きが…。一方、同じ2日に注目されたもう一人のロナウドは、フラメンゴのロナウジーニョ・ガウッショ。ホームでの対ノヴァ・イグアス戦チケットはあっという間に売り切れ、ファンの期待のほどをうかがわせたが、試合は最後の最後にヴァンデルレイが入れた1点での勝利。片鱗を覗かせるプレーと共にミスもあったキャプテン章付のデビュー戦の自己評価は「完璧」というが…。
     ◎
 サンパウロ州タウバテの中心部の8階建てビルで3日昼過ぎに火災が発生。1階の家電店情報処理機器売り場から出た火は急速に広がり、行き場を失った買い物客10人が軍警ヘリで救出された。ヘリから下されたカゴで安全な場所に移された人々は医師の診断も受けており、14時45分現在、けが人の報告も出ていない。火元の家電店は鎮火後に記者会見を行い、被災者に詫びると共に、消費者に迷惑をかけないため早期に新店舗を開ける事や火災の原因解明に努める事などを表明した。