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USPが市民に化石公開=ティタノサウルスの頭も

ニッケイ新聞 2011年2月8日付け

 サンパウロ総合大学(USP)が、08年にミナス州コラソン・デ・ジェスズ市で発見された120万年前のティタノサウルス(竜脚類恐竜)の頭蓋骨付化石を公開と6日付エスタード紙が報じた。
 今回公開される頭蓋骨は構造の98%を残しており、世界で発見された頭蓋骨の中で最も状態が良い。正式名は国際的な学術雑誌に公開されてから決まるが、暫定名の〃タプイアサウロ〃は、トゥピー語で巨大なトカゲを意味する〃タプイア〃が語源。頭蓋骨が残っているティタノサウルス化石は、ミナス州以外には、モンゴリアとマダガスカルにあるのみだ。
 展示会「恐竜の頭・新しいブラジルの巨人」は8日〜8月31日まで、サンパウロ市ナザレ大通り481番の動物学博物館で。開館時間は火〜日曜の10〜17時で、入場料は6レアル。

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