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不順な天候も影響か=国道の事故昨年を上回る

ニッケイ新聞 2011年3月10日付け

 連邦高速道路警察が9日、今年のカーニバルの連休は、4〜8日の5日間だけで3563件の事故が起き、189人が死亡したと発表した。
 8日付G1サイトによれば、この数字は、2010年のカーニバル(2月12〜17日)6日間の事故3233件、死者143人を既に突破。不順な天候もあってか、今年の国道は事故数、死者数ともに前年を上回り、致死率も高い。
 道路警察の特別警戒体制は、灰の水曜日の9日一杯続けられるが、事故発生数は、5日の1046件が最多。4日の962件、3日の611件がそれに続き、最少だった7日(月)にも410件の事故が起きている。
 死者数最多はやはり5日で58人。以下、事故最少の7日と4日の37人、6日34人、8日23人と続いている。
 呼気中のアルコール濃度検査は8日だけで6356件行われ、204人が酒気帯びまたは飲酒状態で運転していた。飲酒運転で捕まったのは90人だが、スピード違反その他での逮捕者も8日だけで145人いた。