池坊華道会南米支部は2014年花展を、29日から31日の午前10時から午後6時まで、サンパウロ市のサンパウロ文化センター(Centro Cultural Sao Paulo)で開催する。28日午後8時から開会式がある。
120人の会員の中から55~60杯の作品を展示する。テーマは「花と心」で、高田和枝支部長(69、二世)は「暴力事件などで世の中が殺伐とする中、一杯の花が家庭にあることで、少し落ち着いた気分になれる。それを積み重ねることで、少しでも世の中が安らぐことに貢献できるのでは」との気持ちを表現し、「ぜひ見に来てください」と勧めた。
安部すみ子第一副支部長も「それぞれの花が持つ特徴を活かしながら、自分の心を磨くことを心がけています」とその心得を説明した。サントス、モジ、カンピーナス、レジストロの支部からも参加する。
初心者向けの生け花無料ワークショップが30、31日午後2時半から、31日午後4時半からは書道も行なわれる。