ニッケイ新聞 2011年4月5日付け
2日、ミナス州ベロ・オリゾンテで、民主社会党(PSDB)が同党所属の知事8人を集め、反対党の演説について話し合ったと、3日付エスタード紙が報じた。
ジウマ政権への批判の内容や2014年の選挙を視野に党の構造改革などを話し合っており、ミナス州とサンパウロ州内部の亀裂の調整や元サンパウロ州知事のジョゼ・セーラ氏の党内での起用などを話し合うため、知事らは彼ら自身も参加する、より上位の政治委員会(評議会)の設置を勧めた。
開会式では、党首のセルジオ・ゲーラ下院議員が「現在のように弱体化した状態では、4年後の大統領選挙は戦えない」と警告した。評議会議長について、ゴイアス州のマルコーニ・ペリロ知事は発言を避けたが、ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事は選択はもう少し後で行うべきだと述べた。
しかし、実際には既にフェルナンド・エンヒッキ・カルドーゾ元大統領が内定している。
プライベートな会話の中では、党総裁の留任に合意が得られた。現在、彼は唯一の候補者であり、党執行部の更新は5月に予定されている。
評議会には、8人の知事のほかに、カルドーゾ元大統領、セーラ氏、アエシオ・ネーヴェス上院議員、テオトニオ・ヴィレラ研究所(ITV)所長の会議参加が決められた。ITVの次期所長はセアラ州のタッソ・ジェレイサチ元上院議員の可能性が高い。