ニッケイ新聞 2011年4月16日付け
「多くの若い日系人に見に来てもらいたい」。エンブラエル社の唯一の日系役員、イケド・フェルナンドさん(38、三世)を招いた講演会『エンブラエルについて』を今月25日午後7時半から、広島センター(Rua Tamandare, 800)で開くにあたり、主催団体の関係者が来社、多くの来場を呼びかけた。入場無料。
イケド氏は三世で、父方が岐阜、母方が広島系。航空技術大学(ⅠTA)を卒業後、97年にエンブラエルに入社。現在、唯一の日系人理事として同社経営に参画している。
広島文化センター(大西博巳会長)、ブラジル日系協会(京野吉男会長)、汎米ブラジル日系協会(矢野敬崇会長)、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)の共催。
日系軍隊関係者や五百旗部真・防衛大学学長を講師に招き、講演会をコーディネートしてきた平崎靖之さんは、「世界に冠たる飛行機会社で活躍する日系人の活躍を生で聞くいい機会です」と話す。
赤間学院、松伯・大志万学園など日系学校の生徒らにも参加を呼びかけており、広島文化センターの大西会長は、「若い人に見に来てもらい、将来の進路に役立ててもらえれば」と呼びかけている。
詳しくは広島文化センター(11・3207・5476)まで。