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汎ズットラ花卉協会=義捐金2万レアルを寄付=大坪副会長「少しでも恩返しを」

ニッケイ新聞 2011年4月26日付け

 汎ズットラ花卉生産者協会(AFLORD、石川初男会長)は14日、東日本大震災の被害者への義捐金として2万レアルをサンパウロ日伯援護協会へと寄付した。
 援協本部で行われた寄贈式には、大坪満次副会長、林広高前会長、安武誠元会長、大浦格書紀、援協側からは森口イナシオ会長(当時)が出席した。
 今回の寄付金2万レアルは、花祭りの収益金の一部や、日系コロニアのスポンサーの協力などから集められたもの。
 大坪副会長は、「日本には当会の研修生を送り、日本からも研究者に来てもらうなどお世話になっている。少しでも恩返しがしたかった」と思いを語った。
 森口会長は、「頂いた寄付金はしっかりと日本へと届ける」と感謝の言葉を述べた。
 今年は同協会創立から30周年、花祭り開催も20回を迎えるという。
 大浦書紀は「今年開催する花祭りの収益金の一部も寄付に回したい」と話していた。