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ニッケイ新聞 2011年4月26日付け

 帰国から時間が経って警戒を緩めたところを襲ったスザノでの強盗事件。他の事例は今のところないが、デカセギ帰伯者を狙う新たな手口が生まれているのかもしれない。仮に金を持っていなくても、強盗は金を持っていると思って狙ってくる。被害に遭ったA氏は、2年前にやられた経験から、強盗侵入前にドルを出して置くよう夫人に指示。夫人も地元警察からの電話をごまかした。こうした機転が被害を最小限に抑えたといえる。
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 ブラジル日本移民史料館で12日から開かれている「色紙・短冊展」がなかなか好評だという。主催団体の日系文学会の梅崎嘉明相談役によれば、「史料館を訪れた人がついでに、といった感じですが、結構関心をもたれているようです」と嬉しそう。日本語を解さないブラジル人も訪れるとか。コロニアの歌人はもとより、斉藤茂吉直筆のものなど約200点が楽しめる。是非足を運んでみては。午後1時から、月曜休館。
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 22日の午後10時頃、某県人会の前で強盗未遂事件が起き、被害者は自宅の門の鍵を盗られた—。その被害者とは、2週間前に来伯したばかりの耳子。早すぎる洗礼に自らの油断を悔いた。ブラジルに長く住む友人曰く「日本人だと分かる服装と髪型が危ない」らしい。防犯対策に早速服は購入したが、髪を切るどうかは思案中。いっそのこと、心機一転、坊主頭にでも…。