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大学生中国語コンテスト=最終候補にリオ市の21歳
ニッケイ新聞 2011年5月10日付け
第10回「漢語橋」世界大学生中国語コンテストのブラジル予選で、リオデジャネイロ連邦大学(UFRJ)国際関係学部3年生のトマス・メファノさん(21)が優勝したと、9日付エスタード紙が報じた。
「漢語橋」世界大学生中国語コンテストは、国外で中国語を学習している外国人学生に対し、「中国語」を通じて中国社会や中国文化への理解を深め、さらには世界中の若者同士が相互理解を図れるよう、中国国家中国語国際推進指導グループが2001年から毎年行っているもので、今年10周年を迎える。ブラジルでは中国大使館とサンパウロ州立大学(UNESP)の孔子学院が共催。「漢語橋」は一定の知名度を持つとともに、一定の規模に達し、今年は「友誼の橋を架け、心は響き合う」を主題として開催されている。
トマスさんは他9人のブラジル人に競り勝ち、7月には中国政府の費用負担で、北京での最終コンテストに参加する。最終審査には、世界140カ国の代表が集まる。
トマスさんによると、中国に興味を持ち始めたのは16歳の時で、高校生の時、Chang Zouの高校で勉強できる奨学金を受け、中国の一家庭に世話になった。それからというもの、中国の文化と言語に大きな興味が湧いたという。
ブラジルに帰国後も中国語の勉強を続け、リオ市西部のバーハ・ダ・チジュカ中国文化協会で授業の監視役を勤めた。18歳になると、父親から約束されていた車を中国行きの航空券と取り替え、19歳まで中国で暮らした。
彼は、「優勝できるとは思っていないが、行ける所まで行きたい」と述べており、コンテスト唯一のブラジル人代表として頑張りたいと話した。