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ニッケイ新聞 2011年5月25日付け

 来月4、5日にある『 レジストロ寿司祭り』。主催団体の関係者らは広報活動に力をいれている。本紙(21日付け)でお知らせしたが、編集部に金子国栄会長から電話が。「約700枚刷ったポスターに記載した文協の電話番号が間違っていた」。本紙でも掲載した番号(13・3821・2865)だが、正しくは上4桁が3822。すでに配った100枚は回収作業を進め、訂正作業におおわらわとか。「何回も見たんですけど、こんなこともあるんですねえ…」と金子会長も呆れ声。
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 日本移民史料館で14日にあった『戦時下の日本移民の受難』(安良田済著)の刊行記念会。21日に紙面で紹介してから、本紙に購入の問い合わせが相次いでいる。販売しているのは、文協史料館(11・3209・5465)、太陽堂(3207・6367)、竹内書店(3104・3399)の3カ所。書籍刊行の記事でこれだけ反響があるのも珍しい。歴史を掘り起こした安良田さんの仕事に改めて敬意。
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 「カズ」ことJ2横浜FCの三浦和良選手(44)が、ブラジル・サッカー協会(CBF)から極東担当理事就任のオファーを受けた。メディアに「日伯親善試合を行えれば」と意欲を見せ、「人脈を作るため、一年の半分をブラジルで暮らしたい」と引退後の計画も明かしたとか。4月にクリチーバであったジーコ元日本代表監督らによる震災慈善試合に参加できず、悔し涙を流したというが、ブラジルへの思いは相当強いよう。