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東西南北

ニッケイ新聞 2011年7月27日付け

 サッカーのブラジル選手権は26日から12節に入ったが、同選手権と並行して行なわれているユースの試合で、相手選手の背中に跳び蹴りというスポーツマンにあるまじき行動が起きた。問題の試合はヴァスコ対エスポルチ戦。3対1でヴァスコリードという場面で、エスポルチの選手が反則を犯し、両チームの選手が言い合いを始めた時、群れの背後から駆け寄ってきたエスポルチのキーパー(18)が、ヴァスコの選手の一人に跳び蹴りを食らわした。背後から首の付け根辺りに蹴りを受けた選手は前のめりに倒れた後、救急車で病院に運ばれ入院。ヴァスコ側は指導者の責任も問う構えだが、血の気の多いジュニア世代とはいえ、やっていい事といけない事が判断できないようではプロとして通用するのは難しい?
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 セアラ州フォルタレーザ市の病院で20日、他の病院から転送されてきた75歳の女性が呼吸困難で死亡した事件は、前の病院の看護士が点滴液と間違えてグリセリンを使った事が原因だった。看護士は25日の事情聴取で、いつも点滴液が置いてある棚のフラスコだからと未確認のまま点滴を行なったと供述。27年間の看護士生活で初のミスというが、日常化した作業ほど慣れが生じ、確認漏れが起き易い。サンパウロ州でも全く同じ原因で起きた医療ミスで死亡した患者がいたのを思い出すのはコラム子だけ?