ニッケイ新聞 2011年8月6日付け
20回目の節目を迎えた花の祭典「アルジャ花祭り」(汎ヅットラ花卉生産者協会=AFLORD=主催、石川初男会長)が20日午前10時、開幕する。今年は21、27、28日、9月3、4日の6日間開催。テーマは『花とエネルギー』。同協会創立30周年も同時に祝う。開催期間中、約5万人の人出が見込まれている。
展示会場では今年も「花とエネルギー」をテーマに、花をふんだんに使って展示される。昨年は観覧車、電車、ジェットコースター、コーヒーカップが制作された。舞台ではラジオ・ニッケイが『ミス・プリマベーラ』コンテストを行うほか、多くのプログラムが用意されている。
直売所では様々なランのほか、サクラ、アメイシャ、ジャボチカバの苗木、紫陽花、サルビア、シクラメン、ベゴニア、ダリアなどの鉢物、観葉植物、サボテン、盆栽、苗、球根、種が安価で販売され、肥料、園芸用品も出荷される予定。
食事コーナーでは、地元アルジャ文協や関係者が用意する焼きそば、天ぷら、カラブレーザ、ペルニル、焼き鳥、うなぎ、親子丼などが出される。ADESC(農協婦人部連合会)も出店し、弁当、加工食品を販売する。サンパウロ博物研究会は薬草を販売する。そのほか業者による衣料、食品店舗が並ぶ予定だ。
入場券は当日券18レアル、前売り券および20人以上の団体は14レアル。60歳以上または学生は9レアル。8歳以下は無料。前売り券はアルジャ、イタクアケセツーバ、モジ、サンパウロ市、グアルーリョス、サンジョゼ・ドス・カンポス、スザノ各地で取り扱われる予定。駐車場料金は9レアル。
会場へのバスは、ロドビアリア・チエテからパッサロ・マロン。または地下鉄アルメニア駅からヅットラバス。期間中はアルジャのバスターミナルから会場までタクシーが特別価格で運行するよう交渉中だ。前売り券の購入先、祭りに関する情報は、電話=(11)4655・4227/4655・1928またはサイト(www.expoaflord.com.br)まで。