ニッケイ新聞 2011年8月6日付け
第8回ブラジル太鼓選手大会を開催できることを光栄に思います。日本太鼓連盟をはじめ、JICA、市議、州議、スポンサー、そして選手達には、毎回このようなイベントに協力、参加して頂けることに感謝の気持ちを表します。
更に今年は友協組との共催で、ソロカバナ地方最大の都市であるプレシデンテ・プルデンテで開催することが出来たこと嬉しく思います。
また、常日頃から私達を援助し、励ましてくださった方達、飯星ワルテル議員に感謝いたします。特に、西本エリオ州議からは州文化局の支援事業の一環として当連盟を支援いただき、このような大会を開催する事が出来ました。
当連盟の意義はただ大会を開催するだけでなく、太鼓を愛好し、打つ人達に新しい技術を提供すること、ひいては太鼓の打ち手の精神の向上を目指し、ブラジル社会を発展させることにあります。
太鼓がブラジルに浸透した理由は、言うまでもなく、私達の先祖である移民が103年前から培ってきた文化、伝統、精神があるからです。
当連盟は、打ち手の技術が向上し、演奏者一人ひとりのレベルが上がることを願っています。
今年7月からは、JICAから派遣された箕輪敏泰氏が来伯され、2年間に渡って指導していただけることになっております。
連盟の役員達に感謝しつつ、このような大会を開催できたことを、改めて感謝いたします。