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ニッケイ新聞 2011年8月17日付け

 妻が高知県佐川町の松村滋樹さんから、「水野龍の生家が、家内の叔父の家の隣に建っています」と写真提供を受けた。「すわ貴重なものを入手」とばかりに、さっそく龍三郎さんに見せた。すると「僕も日本に行ったときに水野の生れた家に案内してもらったが、すでに壊されて平地になっていた」と言われ、がっかり。もしかして写真は水野の親戚の家か? たしかに彼が生れた150年前、江戸時代の家にしては少々古めかしくない感じも。高知県人会のみなさん、誰か佐川にいって水野の生家(土地)の写真をぜひ撮って編集部まで提供を。
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 【既報関連】9月10日に開催される1961年9月9日サントス着「あるぜんちな丸」の同船者会の開催場所が、ブラジル日本語センター(Rua Manuel da Paiva, 45, Vila Mariana)に決まった。正午から。参加費は50レアルを予定。参加希望者は、菊地(11・2098・0140)、大隅(同・2589・6389)、山本(同・5844・4722)、安達(同・3743・9541)まで。
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 「ブラジル日系文学」と、広島ペンクラブの原稿交換による交流が始まった。「日系文学」には務中昌己会長の文章が掲載された。医師でもある務中会長は、78年に日本政府派遣の「ブラジル日系人の健康調査団」の一員として、主要移住地を回ったとか。「各地でお会いした多くの方々のお元気な姿と、ご活躍の様子を想い出」す—とこの縁を喜んでいる。