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東西南北

ニッケイ新聞 2011年8月19日付け

 リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市で17日、パチェコ・プラテス州立学校の給食に殺鼠剤を入れたとして、給食調理の女性(23)が殺人未遂で逮捕された。事件が起きたのは4日、給食を食べた子供22人と大人16人が病院へ運ばれた。一方、女性の弁護士は、彼女も殺鼠剤入りの給食を食べていたと主張。「彼女は犯行を行っていないと話している。また、警察に犯行を認めなければ二度と息子の顔を見られなくなると脅されたと証言している」と、レアンドロ・ペレイラ弁護士は述べている。
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 16日午後、サンパウロ州サントアンドレー市プレステス・マイア大通りで、トラックの車軸が外れる事故が起きた。車軸付きのタイヤ2本に直撃された学生のタイナ・テイシェイラ・ダ・シルヴァさんと(16)と彼氏のフラヴィオ・フェレイラさん(21)は、跳ね飛ばされた勢いで別の車に激突して亡くなった。トラックは停まりもせずに立ち去っており、運転手は捕まっていない。警察は「運転手は車輪が外れたことに気づかなかったのでは」と見て調査を進めている。二人が住んでいた地域の住民は横断歩道を作るよう抗議を行っている。
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 サッカーSUB20ブラジル代表は17日、メキシコ代表に2対0で勝利。次の決勝は20年ぶりとなるポルトガル戦。