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バスケット新世代誕生=16年ぶりに五輪出場へ

ニッケイ新聞 2011年9月13日付け

 ブラジルの男子バスケットボール・チームは10日、アルゼンチンで開催中のアメリカ選手権の準決勝でドミニカ共和国に勝利して決勝戦に進んだことにより、2012年ロンドン五輪への出場権を獲得したと11日付フォーリャ紙が報じている。
 もう一方の準決勝では、アルゼンチンが81対79でプエルトリコに勝っており、優勝候補に挙げられていた伯亜両国が決勝進出を決め、五輪への切符を勝ち取った。
 ブラジルが最後にオリンピックに出場したのは、1996年のアトランタ五輪で、実に16年ぶりの出場となる。国内バスケット界のスーパースター、オスカー・シュミット元選手(53)が現役選手としてプレイしていた頃だ。
 それ以来、才能のある選手はいたが、ブラジルは3度にわたってオリンピック出場を逃し続けていた。ブラジルは長い間参加できなかったが、五輪の同競技には米国の次に出場回数が多い。
 11日の同選手権の決勝戦では、ブラジルは75対80でアルゼンチンに惜敗し、準優勝に終わった。また、同日に行われた3位決定戦では、ドミニカ共和国が103対89でプエルトリコに圧勝している。