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アルゼンチンで列車事故=9人死亡、200人超負傷

ニッケイ新聞 2011年9月15日付け

 アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで13日早朝、踏切に進入したバスと列車が衝突、バスの運転手含む9人が死亡、200人以上が負傷したと14日付エスタード紙サイトが報じている。
 アルゼンチンの新聞「Clarin」によると、負傷者中、少なくとも6人が重体であり、ここ50年間で同国最大の鉄道事故になった。
 事故が起きたのは現地時間午前6時15分ごろで、都市中心部のフローレス駅に入る直前の列車が、踏み切り内に侵入したバスと衝突した。通勤ラッシュが始まる時間帯ということもあり、バスには多くの乗客が乗っていた。
 衝撃によって脱線した列車は、ホームに停車していた他の列車と衝突、列車によって引きずられたバスは押しつぶされた。
 完全に破壊したバスの負傷者を探す中、消防士らは列車の操縦室で身動きが取れなくなった運転手を救出している。負傷者の中には駅のホームで電車を待っていた人も含まれている。