ニッケイ新聞 2011年10月11日付け
汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)が主催する『第24回日本週間』が9月12日から17日まで、ベレン市の同会館で開催された。イベントの主な目的は日本文化の普及と両国の文化統合を記念すること。
開催期間中は色々な古代日本の文化について、興味ある人により深く知ってもらおうといろいろな講座が開かれた。またショーや展示会を開いて観客を誘致していた。
主な催し物は、日本からの写真を使って東日本大震災の様子を伝える写真展、生け花・折り紙・習字・ソロバン・浴衣の着付け講習会、生け花・折り紙・習字展示会、琴の演奏、日本舞踊、中平まり子とカラオケ愛好会の歌謡ショーなど。
さらに最終日の17日には、約3千人の観客が会場に詰めかけ日本食と盆踊りを楽しだ。
今回の日本週間で特筆されることは、ナジール・ネーヴェス市会議員提案による市令第8758号によって、9月16日が(ベレン市日本移民の日)と制定されたことだった。(下小薗昭仁パラー通信員)