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在聖総領事館=松代俊則領事が離任=後任はレシーフェの鈴木氏

ニッケイ新聞 2011年10月12日付け

 在聖日本国総領事館の総務・政務班の松代俊則領事(46、福井)が任期を終え日本へ帰国するにあたり、後任の鈴木暁(40、北海道)領事と共に、日系社会への挨拶のため来社した。
 「日伯関係が大きく動く姿を目にできた」と話す松代さん。リオ、クリチーバ総領事館で各2年間務め、08年9月に在聖総領事館に着任。駐伯は計7年になる。
 総務・政務担当で内勤が多く日系団体の催しにはあまり参加できなかったが、クリチーバ赴任時には多くの100周年式典に足を運んだ。「ブラジルを巻き込んで祝われた世界最大の日系社会のパワーを感じた」と印象を話す。
 「W杯に五輪。これから色々なレベルでの交流が行われるの時に居合わせられない」と悔しさを滲ませた。今月4日に帰国した。
 鈴木領事は07年から4年間務めたレシーフェ出張駐在官事務所から赴任した。「サンパウロはブラジル経済の中心で日系社会も大きい。多くの事を吸収し、日伯交流に還元していきたい」と決意を語った。