ニッケイ新聞 2011年10月21日付け
ブラジルのお盆に毎年行われる『第57回灯ろう流し』が11月1、2日、レジストロ市のベイラ・リオ公園で開催される。日蓮宗恵明寺、レジストロ市、文協、ベースボールクラブ共催。
今回流される2500基の灯ろうはAPAE(障害者父母友の会)とAME(青少年保護施設)が作成。当日一基15レアルで購入することができる。
初日午前10時から聖南西5チームによる奉納相撲大会があり、2日は午後6時から追悼法要、7時過ぎから灯ろうが流される。同時に花火が打ち上げられ、空と川を光が彩る。
2日間通じて盆踊りがあり、レジストロ涼風太鼓、祭りダンスなど各種催しが行われる。リベイラ日系団体連合会が屋台を出店し、寿司、ヤキソバ、天ぷらなどを販売。マンシューバの刺身や生ガキも並ぶ。
案内のため来社した金子国栄文協会長、山村敏明リベイラ沿岸日系団体連合会会長は、「先祖を弔う大切な催し。ゆくゆくは重要文化財として残したい」と話した。
問い合わせは同文協(13・3822・2865)まで。