ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
真夜中15時間の漂流=父と2人の息子が生還
ニッケイ新聞 2011年11月5日付け
サンパウロ市イピランガにある独立宣言のモニュメント(記念碑)内部が公開中止となっている—。皇帝ペドロ一世が「独立か死か」と宣言した場所に建つモニュメントの下は、ペドロ一世とその妻、カロリーナ・ジョゼファ・レオポルディナ・フランシスカ・フェルナンダ・デ・ハブスブルゴ=レオナ(マリア・レオポルディナ)とアメリー・オーギュスト・ウジェニー・ナポレオーヌ・ド・ボアルネ(ドナ・アメリア)の霊廟になっているが、水周りの工事のため、10月から霊廟が公開中止となった。最初は11〜16日の公開中止のはずが現在はいつ再開か不明とか。もっとも、博物館まで行ってもモニュメント内部まで見ない人が大半だろうが。
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あの「イパネマの娘」で知られるボサノバの第一人者ジョアン・ジルベルトが、80歳の記念ツアーを体調不良のために延期した。発表では「強めの風邪」とのこと。幸いにして大事に至らず、11月に予定されていた公演のいくつかが12月に延期されただけですんだようだ。ブラジル人は「ボサノバ人気は日本だけ」などとよく言うが、今年のロック・イン・リオでスティービー・ワンダーが「イパネマの娘」を歌ったときに会場全体が大合唱した光景を見たりすると、やはり「今でも重要な曲だよね」と改めて実感。「元気なうちにもう一度生で」聞きたい人がいるのも頷ける。