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東西南北

ニッケイ新聞 2011年11月26日付け

 若手の成長株として人気を博し、国際サッカー連盟の最優秀選手や最も華麗なゴールを挙げた選手候補にもなっているサントスFCのネイマールが、リベルタドーレス杯での最優秀選手に選ばれた。表彰式は24日午後だったが、前日午前は本拠地で練習、午後7時からは日本総領事公邸で歓送会、同10時からはグローボ局で〃ショー・ダ・ヴィラーダ〃録画と大忙し。クラブ世界一を賭けた試合は来月だが、有終の美を飾れるか。
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 サンパウロ市パウリスタ地区にある老舗、マクスード・プラザ・ホテルが24日朝競売にかけられ、単独応札だったモジ市の企業が底値の7千万レアルで買い取った。時価1億4千万レアルと評価される著名ホテルは、借金が払えず競売と相成ったが、時価の半額の底値で落札とは予想外。所有者は裁判所に訴えており、未だに売却回避に必死とか。
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 サンパウロ市インテルラゴスでのF—1レース開催日の27日(日)は、クリスマスの4週間前で待降節(アドヴェント)初日。今年は12月25日が日曜日で、毎週1本ローソクを増やしていくと25日にはローソクが5本になる当たり(?)年だ。平和が叫ばれるクリスマスは、13カ月給(ボーナス)が出て喜ぶ消費者を狙うスリや強盗横行の時でもある。F—1レーサー警備には警官が24時間つくが、庶民の警備は自己防衛あるのみ?