ニッケイ新聞 2011年11月30日付け
富山県人会の県連復帰で、全都道府県人会が加盟したことになる。「そういえば岐阜は…」との声を聞き、山田彦次会長に確認したところ「08年に復帰している」とのこと。というのもリベルダーデでも飲食店を持つ岐阜県人が「日本祭り」で出店するため〃便宜〃を図ったよう。その証拠に県連会議には参加していない。11月の段階で19県人会が会費を未納となっているが「会費は会が払います」とのこと。色んな加盟の仕方があるものだ。
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来月4日に文協であるNAKの「第17回ブラジル紅白歌合戦」。震災支援イベントで北川好美会長がポ語で歌う「がんばれ援歌」は、被災地に元気を届けようと関西在住の作曲家、作詞家4人が手掛けたもの。その1人、作詞家のもず唄平さんは09年の大阪・サンパウロ姉妹都市提携40周年記念イベントで来伯、成世昌平さんが移民を歌った「みかえり富士」を披露したのも記憶に新しい。「みかえり富士」もポ語版があり、成世さんが一節をコンサートで歌うこともあるとか。
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太り気味のブラジル人と比べてしまうせいか、日系・日本人にはスリムな人が多いような気がする。遺伝のせいもあるし、太っている人ももちろんいるのだが…。先日、在伯20数年になる日本人女性とレストランの試食会に参加した。ボリュームたっぷりのコース料理をしっかり平らげる食欲と裏腹に、体型はほっそり。聞けば「仕事でよく食べるから、家では夫婦で夕食を抜くのが習慣。努力してるのよ」との一言に、やはり規律第一と納得。