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生長の家=大聖師ご生誕記念式典=「我々の魂に生きている」

ニッケイ新聞 2011年12月1日付け

 ブラジル生長の家伝道本部(村上真理枝理事長)は谷口雅春大聖師ご生誕記念式典を11月27日に本部で開催し、約900人が共に祝った。同教団の創始者の生誕を祝うもので、年間重要行事の一つ。
 クリチーバ合唱団が「太陽がくれた季節」などを披露した後、創始者の生涯、2度にわたるブラジル訪問、訪日団による思い出などが15分ほどにまとめられた映像が上映された。
 寺前継雄副理事長は「メストレ(大聖師)は日本人だけでなく、ブラジル人も自分が神の子であると目覚めさせてくれた。体は滅びても、我々みんなの魂の中にメストレは生きている」と講演し、村上理事長が祝詞を奏上した。
 続いて、カンピーナス在住のバウテル・バローゾさんは、信仰を始めてから家族関係が改善され、健康を取り戻し、傾きかけていた経営が健全化された経験を語った。また青木トシエ・アパレシーダさんも信仰を糧に身内の不幸を乗り越えてきた体験談を語った。
 日本本部からの海外功労者表彰として向井芳夫ラテン・アメリカ教化総長から、「二重光輪賞」がジョアナ・リマ・トラジャノさんに、「光輪賞」が平瀬カツエさん、ルシラ・ペセギン・アレイショさん、森本アツコさん、感謝状が田中ミツヨさんに贈られた。同伝道本部から福田進さんに感謝状も贈られた。
 向井総長は当日朝、日本の本部から帰ってきたばかり。東京から山梨の自然環境が良い場所に本部施設を移転させる為の工事が進んでおり、撮ったばかりの写真を大画面に映して、その進捗状況を説明し、会場から喝采を送られた。
 式典後、松原茂子さん(85、北海道)は「寺前講師の話がとても良かった。この式典には45年間続けてきている。私は何も薦めていないが、うちの長男は自分から講師になり、次男も講師になるための勉強を始めました」と喜んだ。