ニッケイ新聞 2011年12月8日付け
大サンパウロ市圏のイタクアケセトゥーバで6日、10月から続いていた連続殺人事件の容疑者が逮捕されたと7日付エスタード紙が報じた。
ポアー市との境にあるジャルジン・ルシアナでは、10月5日以降、20〜50歳の男性が殺されるという事件が続き、未遂2件を含む6件の目撃者が、逮捕された容疑者が犯人に間違いないと証言している。
同市で起きた8件の連続殺人は、刺殺の1人以外、皆銃殺。青い自転車を使う白人の背の低い青年という証言に合致し、弾を装填中に逮捕された22歳のフェイランテは、所有の銃は自己保身用と供述しているが、警察によると、犯人は、犯行当初使っていた28口径の銃を逃げおおせた被害者に奪い取られたため、途中から38口径の銃を使い始めたという。