レジストロ平和灯ろう流しでは、昨年までは地元州立小中校の成績優秀な生徒が参加していたが、今年は聖南西の日本語学校生徒に代わった。その理由を尋ねると、学力試験の結果、この地域の公立学校の学力が落ちたことが分かり、今年は本業に集中するようにと教育局から指示があり、この行事への参加が中止となったとか。長い目で見れば「平和教育」も生徒の将来には必要なもの。このような催しは、全伯広しといえど他にない。ぜひ学力を回復して、来年は日語学校の生徒と一緒に合唱して欲しいもの。
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慶応大医学部国際医学研究会の37次派遣団が来伯中だ。今回の目玉は非営利組織「EDS」(健康の十字軍)が行う、南北に千キロ、東西800キロに及ぶ地域に点在するシャバンテ族の村々での医療活動への初参加。3人のブログ(blog.livedoor.jp/ima 37th)によれば、先住民の祭りに加わったりサッカー対戦したり、余暇も充実していたよう。ベレンではアマゾニア病院も訪問。当地で活躍する多くの日系人医師の姿に触れ、「日伯の絆の強さを実感した」とか。