ニッケイ新聞 2010年1月7日付け
ブラジル日本語センター(谷広海理事長)の「第11回日本語ふれあいセミナー」が、19日から22日まで北海道会館(R. Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)で開かれる。ブラジル日本語教育の活性化と将来の人材育成が目的。
今年も国内だけでなくボリビアから2人、初めてアルゼンチンから5人を迎え、計91人の日本語学習者が4日間をともに過ごす。
テーマは「日本語で遊ぼう」。初めて実行委員長を務める斉藤良美さんは、「いろんな日本語レベルの子が集まると、どうしてもポルトガル語を使ってしまうが、なるべく日本語を使って助け合いながら子供たちがまとまっていければ」と期待する。
昨年の10周年を区切りに、今年は新スタッフを揃えプログラムも考え直した。2日目は運動会、3日目はリベルダーデでウォークラリーを初企画した。
斉藤実行委員長と一緒に来社したスタッフの青木敏枝さん、棗田恵香さん、藤田美恵さんは、「少しでも日本語を覚えてくれたらと思って工夫した」と意気込んでいた。
19日午前9時から開講式、22日午前10時から閉講式。詳しくは同センター(11・5579・6513)まで。